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<Author: 白居易>
<Title: 夜入唐峽>
<Format: 五言律詩>
<Year: 1965>
<BookName: 唐詩選　下>
<Translator: 斎藤晌>
<style: 漢文無假名>
<style2: 日本漢文訓讀無假名標注>
<TranslatedTitle: 夜（よる）　瞿唐峽（くとうきょう）に入（い）る>
<BookPage: 34-35>
<UsedPage: 2>
<Feature: 1, 4>
<End Header>
<Poem>
瞿唐天下險
夜上信難哉
岸似雙屏合
天如匹帛開
逆風驚浪起
拔菍闇船來
欲識愁多少
高於灩澦堆
<End Poem>
<Translation>
瞿塘峡は天下の険、夜そこを上るのは剣呑そのもの。 
厳しくそそり立つ両岸は一双の屏風が合わさるかのよう、それに挟まれた天空は絹敷かれたかのよう。 
風に逆らって大波がわき起こり、引き綱を離れた船が闇に近づいてくる。 
憂愁はいかばかりかと言えば、立ちふさがる灩澦堆よりもなお高い。
<End Translation>
<Formatted Translation>
瞿塘峡は天下の険、
夜そこを上るのは剣呑そのもの。 
厳しくそそり立つ両岸は一双の屏風が合わさるかのよう、
それに挟まれた天空は絹敷かれたかのよう。 
風に逆らって大波がわき起こり、
引き綱を離れた船が闇に近づいてくる。 
憂愁はいかばかりかと言えば、
立ちふさがる灩澦堆よりもなお高い。
<End Formatted Translation>